if文は、条件が真である場合に、指定した処理を実行するための制御文です。
以下は、基本的なif文の構文です。
if (条件式) {
// 条件式が真の場合に実行する処理
}
条件式は、比較演算子や論理演算子を用いて記述します。例えば、変数x
が10
以上の場合に処理を実行する場合は、次のように書きます。
let x = 12;
if (x >= 10) {
console.log("xは10以上です。");
}
上記のコードでは、x
が10
以上であるため、if文の中の処理が実行されます。その結果、コンソールにはxは10以上です。
と表示されます。
また、条件が偽である場合にも処理を実行したい場合は、else
を使います。以下は、x
が10
以上であればxは10以上です。
と表示し、それ以外の場合はxは10未満です。
と表示する例です。
let x = 5;
if (x >= 10) {
console.log("xは10以上です。");
} else {
console.log("xは10未満です。");
}
上記のコードでは、x
が10
未満であるため、else
の中の処理が実行されます。その結果、コンソールにはxは10未満です。
と表示されます。
また、条件が複数ある場合には、else if
を使って条件を追加することができます。以下は、x
が10
以上の場合はxは10以上です。
、x
が5
以上の場合はxは5以上10未満です。
、それ以外の場合はxは5未満です。
と表示する例です。
let x = 7;
if (x >= 10) {
console.log("xは10以上です。");
} else if (x >= 5) {
console.log("xは5以上10未満です。");
} else {
console.log("xは5未満です。");
}
上記のコードでは、x
が5
以上10
未満であるため、else if
の中の処理が実行されます。その結果、コンソールにはxは5以上10未満です。
と表示されます。
if文は、条件に応じて処理を分岐するために非常に重要な文法です。適切に使いこなすことで、プログラムの柔軟性を高めることができます。