JavaScriptの連想配列とは、キーと値のペアで構成されたデータ型です。通常の配列とは異なり、添字に数値だけでなく、文字列やオブジェクトを使用することができます。ここでは、連想配列についてのサンプルコードを紹介します。
連想配列の作成
連想配列を作成するには、中括弧({})を使用します。キーと値はコロン(:)で区切り、キーと値のペアはカンマ(,)で区切ります。
const person = { name: "John", age: 30, city: "Tokyo" };値の取得
連想配列から値を取得するには、ドット(.)またはブラケット([])を使用します。ドット記法はキーが識別子(英数字とアンダースコア)で構成されている場合に使用します。ブラケット記法は、キーが文字列や変数である場合に使用します。
const person = { name: "John", age: 30, city: "Tokyo" };
const name = person.name;
const age = person["age"];
console.log(name); // "John"
console.log(age); // 30値の変更
連想配列の値を変更するには、ドットまたはブラケットを使用します。
const person = { name: "John", age: 30, city: "Tokyo" };
person.age = 31;
person["city"] = "Osaka";
console.log(person); // { name: "John", age: 31, city: "Osaka" }値の追加
連想配列に新しいキーと値を追加するには、ドットまたはブラケットを使用します。
const person = { name: "John", age: 30 };
person.city = "Tokyo";
person["country"] = "Japan";
console.log(person); // { name: "John", age: 30, city: "Tokyo", country: "Japan" }以上、連想配列についてのサンプルコードを紹介しました。連想配列は、キーと値のペアで構成されるため、データを扱う際に非常に便利です。